
今回、展示のコンセプトとなったのは、京都の寺院で見た襖絵や、障壁画による室内と外部との関わり方そのものです。日本建築の構造から入り込む外部の光りの強弱により、描かれている金泥や金箔が闇の中から浮かび上がり、また深遠な空間を創り出します。蛍光灯の光りではなく、自然光でそれらの絵を見る事が出来る機会が与えられ、その空間の変容を体感することが出来たことは私にとって貴重な体験となりました。
元来絵画は生活と共にあり、その空間に佇む人の心と親密に関わりあっていた様に思います。西洋の建築を見ても、教会などのステンドグラスから入り込む光りが祈りの行為をより助勢した様に思います。それらは光が外部と内部のインターフェイスであり、内部空間に佇む人と外部とのインターフェイスでもありました。それを今回、出来ないかと考え展示構成をしました。
画面中央にある記号はその形から外に拡がる空間と内へ入り込む空間の橋渡しをする役をおわせ、それらを連鎖させることにより、視覚的に画面外の空間に視線を浸透させ、現実空間と平面空間の融和を計り相互関係を築く様にしました。また、連結させることにより、画面中央の線が自然物を前にしたときの様な感覚を喚起させるよう配置してあります。
The picture as the gateway between the worlds. Small gardens and bonseki, prevalent in the Edo period being a symbol of showing the connection between the outer big world and the small interior world, handing oneself over from one world to the other.
But what lies in between? Is it an unknownworld?
This picture may be your way to find out...